2017年6月14日水曜日

置き屋根の家

気仙沼のO様邸が無事上棟を迎えました。
ゆったりと配置された平屋の佇まいは、木組みの姿だけでも大変美しく感じます。
完成が非常に楽しみな住宅ですね。

母屋となるリビング・ダイニング棟は、かつての蔵で見られた置き屋根(二重屋根)構法にして断熱・暖房効果を持たせました。

桁行6間を貫く牛梁が圧巻です。






ここから割竹を一本一本藁で編み込み、土壁の下地となる竹小舞を作っていきます。
気が遠くなるような作業ですが、かつての日本ではあたりまえだった光景です。

さて、私もそろそろ土の準備を始めねば。
明日は農家さんに稲藁をもらいに行ってきます。